静岡県浜松市とその周辺に浜納豆(はまなっとう:濱納豆とも)という名産品があります。歴史をさかのぼると浜納豆は中国で考案されたらしく、日本には平城京(794)の時代にすでに伝来していたといわれています。
これが浜納豆。原材料の大豆を発酵させたものです。普通、納豆といえばネバネバのものを思い浮かべますが、浜松で納豆というと、この浜納豆だとか。ちなみに帯状のものは乾燥させた生姜(しょうが)です。これが良いアクセントになります。
これが浜納豆の大きさ。手のひらに乗せてみるとこんな感じです。
ヤマヤの浜納豆の栄養成分表示。ここで気になったのが塩分。内容量の十分の一で少なめだと思いました。今回購入したのは75gで、私だと5回くらい日本酒のアテ(つまみ)にできます。
召し上がり方。そのまま食べるのはもちろん、オススメはご飯系ですね。おかゆとかお茶漬けなど。あとカレーライスや中華料理の隠し味としても活用できそうです。ワインにも合うのか。
戦国時代に浜松城周辺を治めていた徳川家康も食べていたのですね。
私の感想ですが浜納豆はシンプルな酒のアテ(ツマミ)だと思います。料理にも使えますしアテとしてもいろんなバリエーションが考えられると思います。